・ブログテーマを複数用意しても大丈夫?
・扱う内容を絞った方が良いの?
こんな疑問を感じたことはありませんか?
ブログ運営していくと、書きたい事が増えてきたり、逆に増えすぎた際はどうしたらいいの?と疑問に思う方も多いですよね。
この記事を読めば、ブログで扱うテーマの適切な量や、テーマを複数扱う際のメリットやデメリットが分かります。
これからブログ運営してアフィリエイトだったり自身のサービスに繋げようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ブログテーマは複数あっても良いの?
それでは早速本題ですが、結論から伝えるとブログテーマは「関連性の高いテーマで最大3つに絞る」のがおすすめです。
特に初心者の方はテーマが増えすぎる傾向にあるので、先にブログで扱いたいテーマを決めて設計図を作っておきましょう。
ブログ運営をスタートさせた直後は、とにかくブログに表示させる記事を増やそうとして、本来必要のないテーマの記事を書きがちです。
ですが片っ端から記事にしていくと最終的に収集が付かなくなったり、本来狙っている筈の効果を期待出来なくなる可能性が高いので、テーマは多くても関連性の高い3個に絞って運営していくようにしましょう。
テーマが多すぎるとブログの方向性がずれる
テーマを増やしすぎるデメリットですが、具体的には次の通りです。
・多すぎると統一性を感じない
・何をメインで伝えたいのか分からないブログになる
多すぎるとブログの方向性に統一感を感じないので、良い事を書いていても全体がぼやけてしまいます。
また、何のテーマを主に扱いたいのかが見えず、収益チャンスを逃してしまうという事にもつながりかねません。
まさに雑記ブログがそれに当てはまりますが、有名なインフルエンサーや芸能人でもなければ、収益化するのは難易度が高いです。
知名度が全くない一般の方が雑記ブログで収益化を狙うには、なおさら難易度が高いでしょう。
ブログテーマを3つに絞るメリットは?
ブログテーマを3つに絞ることのメリットは次の通り。
・ブログに統一性が生まれる
・ユーザーから信頼されやすい
・記事管理や情報収集が楽になる
具体的に下記で解説していきますね。
ブログに統一性が生まれる
関連性が高いテーマに絞って記事作成する事によって、ブログ全体に統一感を持たせることが出来ます。
書きたい事をただ書いている日記形式のブログより、何か一つの事を追及しているブログの方が、客観的に見て専門的だと思いますよね。
アフィリエイトブログ問わず企業にも同じことが言えるので、ブログで伝えるテーマは基本的には「少なければ少ない程良い」という事を覚えておきましょう。
ユーザーから信頼されやすい
テーマを絞って書くことによって、ユーザーから専門的なページだと思われる事が多くなり、結果として『○○の事が知りたいなら、このブログ』という様に信頼されやすくなります。
広く浅くの知識より、狭く深い知識を得られるページの方が満足度が高いですよね。
そしてこの状態で長く運営して良ければ、ユーザーからの信頼度は一層増していく事になるので、専門性の高いブログやサイトを作る事に集中しましょう。
管理や情報収集が楽になる
テーマを絞っているので、記事の管理や最新情報の収集作業が楽になるというメリットもあります。
広いテーマを扱っていると、記事毎のキーワード選定やキーワード管理が大変になりますよね。
テーマが増えた分だけ管理が難しくなる傾向にありますが、関連性が高いテーマに絞って運営する事で管理も情報収集も楽になります。
選択と集中が出来るようになるので、テーマが増えすぎちゃったな…と感じている人は、この際テーマを削るか統一する方向で考え直してみましょう。
関連性が高いブログテーマを用意するコツ
関連性が高いブログテーマを用意するコツは、次の通りです。
・ブログ全体のメインテーマを決める
・メインテーマと関連性が高いテーマを探す
こちらも順番に解説していきます。
ブログ全体のメインテーマを決める
まずはブログ全体のメインテーマをはっきりさせる必要があります。
まだブログを開設していない人は、この時点で何のテーマについて深く取り扱うかを決めましょう。
既にブログを持ってる方は、自分が過去に書いた記事を一通り確認し、共通する要素を探し出してメインテーマに設定します。
この時決めたメインテーマは、これから先もずっと共通するテーマになるので、この時点で長く書けないと感じたなら別のメインテーマを設定するのがおすすめです。
言葉を変えたり、プロセスに絞って決めるなど、色々試して大本の軸となるメインテーマを決めていきましょう。
メインテーマと関連性が高いテーマを設定する
次に、メインテーマと関連性が高そうなサブテーマを設定しましょう。
既にブログを持っている方は、こちらも上記同様に共通点があるなら、その要素をサブテーマに設定すると良いです。
具体例を挙げると、ビジネス書を紹介するブログの場合、まずメインとなるテーマを「ビジネス書 おすすめ」に設定します。
派生させるサブテーマはメインテーマに関連性が高そうな
「資格取得 独学」
「モチベーション維持 方法」
といったテーマに設定するのがおすすめです。
これならメインテーマの記事を見たユーザーが、ついでに「資格取得 独学」の記事も読んでくれる可能性が高くなります。
サブテーマが中々決まらないという方は、メインテーマで検索してきそうな人が「他はどんなことに興味がありそうか?」という視点で考えるようにすると、サブテーマを見つけやすくなります。
ブログテーマを絞ると「E-A-T」でも有利
またブログテーマを絞る事で、記事コンテンツの品質を評価する「E-A-T」基準にも良い影響があると考えられます。
E-A-TとはGoogleが設定している記事の「品質評価ガイドライン」の事です。
具体的には
「Expertise:専門性」
「Authoritativeness:権威性」
「Trustworthiness:信頼性」
という基準でコンテンツが評価されます。
この基準を見ていると、テーマを絞っているブログの方が高い評価を得られることが何となく分かりますよね。
詳しくはこの記事で説明していませんが、興味がある人はGoogle品質評価ガイドラインというページを参考にしてみましょう。
YMYLをテーマに含む場合は気を付けよう
上記でE-A-Tの軽い説明をしましたが、ブログテーマを決める上でもう一つ気を付けなければいけないのが「YMYL」というジャンルについてです。
YMYLというのは各テーマごとの頭文字を一つずつ取ったジャンルの事で、省略せずに記載すると『Your Money Your Life』となります。
このYMYLに相当するジャンルは、大まかには次の通りです。
・政治、科学、テクノロジー
・選挙、政府、法律
・投資、ローン、銀行、保険
・調査、購入
・医療、薬、病院、健康
・宗教、国籍、性的嗜好
上記のようなテーマをブログで扱う場合は注意が必要です。
現在、YMYLをメインテーマにしたブログは、キーワードで上位表示するのが非常に難しいです。
例えば健康や予防医学に関するテーマをブログで扱った場合、上位表示されるのは「大塚製薬」や「大正製薬」といった、社会的に信用がある企業のページのみとなっています。
つまり、あなたが予防医学やサプリメントに関するテーマをブログで扱おうと考えているのなら、残念ですが現評価基準が続く限り、絶対に上位表示されることはありません。
努力次第で何とか出来るという話しではなく、努力だけでは入り込め無いのです。
YMYLに当てはまるブログテーマに据える場合は、別視点で再設定してみるか、素直に別のテーマで運用する事をおすすめします。
こちらもGoogleの品質評価ガイドラインに記載があるので、一度調べてみると良いでしょう。
関連性が高いテーマを少数用意して運営すると結果が出やすいのでおすすめ
ブログテーマは複数設定しても大丈夫ですが、多くても関連性が高いテーマを3つまでにしておきましょう。
ブログテーマを広げすぎると、サイトを訪れたユーザーに対して何をメインで使えたいのかがぼやけてしまう事に繋がります。
テーマは広げすぎず、特定のテーマについて深い考察をした記事を定期的に投下するのが良いです。
特に初心者の方はブログテーマが広がりすぎる傾向にあるので、意識して厳選しましょう。
見切り発車すると後々後悔することにもつながるので、最初の内にしっかり全体の構成を練ってからスタートする事をおすすめします。