・サイト名変更を考えているけど、順位が下がるかどうか心配
・変更した後は何をすればいいの?
このような事で悩んでいたりしませんか?
アフィリエイトブログを運営しているものの、最初に考えたサイト名から変更したくなる場合がありますよね。
ですが、サイト名を変更する事で検索順位に悪影響が出ないかが心配だという人も多いのではないでしょうか?
この記事を読めば、サイト名を変更した際の順位への影響や、サイト名変更後にやるべきことが分かります。
ブログを起点としてアフィリエイトや集客に繋げたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
アフィリエイトでサイト名変更したら順位が下がる?

結論からお伝えすると、サイト名を変更すると順位が下がる可能性があります。
特にサイト名の中に対策キーワードを組み込んいる場合は、サイト順位に変化がある事が予測されます。
が、サイト名の変更だけが検索結果に大きな影響を及ぼすという事も考えづらいと言えます。
現状、検索順位の決定については保有しているコンテンツの質を優先される傾向にあるので、サイト名を変更して順位が大幅に下落するのであれば、保有しているコンテンツの質に問題があると考えるのが一般的。
なので、一概にサイト名変更だけが検索順位に大きな影響があるかというと、実際はそうでない場合がほとんどでしょう。
過去の経験から、公開しているコンテンツの傾向に基づき、サイト名変更してよりターゲットを明確化する事で、少なからず順位の変動が見られました。
少なからず影響はある部分なので、変更するにしても注意したいところではありますが、個人的にはそれほどサイト名変更が直接的な原因になっているとは考えずらいというのが結論になります。
ただし、あまり頻繁にサイト名を変えるべきではない

ただし、余り頻繁にサイト名を変更する事も好ましくはないでしょう。
何故なら頻繁にサイト名を変更することによって、ユーザー視点で見た時に「何について詳しく掘り下げているサイト、ブログなのか?」という疑問を与えてしまう事に繋がります。
雑記ブログであれば幅広いテーマの話題を扱う事になるので、頻繁に変更したとしてもそれほど影響があるとは思えません。
が、やはりサイト名を変更する事でユーザーには全く別のサイトと認識させることにもなるので、あまりコロコロ変更するのもおすすめはしていません。
特化ブログになるほど、一度決めたサイト名を変更するのはリスクが伴うので、特化ブログに関してはサイト名の変更は極力控えた方が良いでしょう、というのが持論です。
結局は公開している記事の質に左右される
結局のところ、検索順位に大きく影響するのは公開しているコンテンツの質であって、サイト名変更ではありません。
それまでのサイト名を変更したとしても、既に質の良いコンテンツを多数保有しているのであれば、サイト名を変更したとしても大きく順位が変動するという事は考えづらいです。
質の良いコンテンツを公開しており検索上位になっている場合、ページ単位でのトラフィックが有るので、順位が下落する事はほとんど無いと思われます。
私が個人的に運営しているサイトではこれまで何度かサイト名変更を行いましたが、各ページ毎からの流入は全く変わらなかったという事実もあります。
ただし認知度がすでにある場合は、別の意味でマイナス要因になりかねないので、変更する際は少なからず注意したほうがいいのも事実でしょう。
サイト名を変更した際に起こりうるデメリット

ではサイト名を変更した際に起こりうるデメリットとしては、次の事が考えられます。
・別のサイトだと判断される可能性あり
・対策キーワードで検索予測されなくなる可能性あり
こちらは下記で項目別に解説していくので参考にどうぞ。
あくまでも個人的な検証・推測になるので、人によっては当てはまらないという事も了承ください。
別のサイトだと判断される可能性あり
まずサイト名変更を行うと検索結果の見え方が変わるので「別のサイト」だとユーザーから判断される可能性があるという事です。
これは既に認知度をある程度獲得しているサイトの場合、変更して馴染のないサイト名になったばかりに、別のサイトと判断されてクリックされづらくなるという事が考えられます。
例えば2chのように世間一般的な認知度が高いサイト名を、仮に「日本掲示板xyz」の様に変更したとするなら、中身は2chであっても違うサイトだと認識するはずです。
結果としてクリックされなくなり、トラフィックが下がる事による順位の下落が、一つの可能性として考えられます。
このように認知度が高いサイトの場合、サイト名を安易に変更するのはリスクが高いと言えるでしょう。
対策キーワードで検索予測されなくなる可能性あり
また、対策キーワードで上位に位置しているサイトなら、検索予測で表示されなくなる可能性も考えられます。
知名度の高いサイトを運営している場合、サイト名で直接検索する「指名検索」という割合が多くなります。
サイト名を変更した場合、こちらの指名検索での流入の割合が減る可能性もあるので、知名度の高いサイトを運営しているなら安易にサイト名を変更しない場合が良いでしょう。
するのだとしても、サイト名を変更するお知らせをした上で行うことをおすすめします。
逆にサイト名を変更するメリットは?

では逆にサイト名を変更するメリットとしては、次のようなことが考えられます。
・対策キーワードでSEO対策が出来る可能性がある
・認知されやすくなる可能性がある
こちらも下記で解説していきます。
対策キーワードでSEO対策が出来る可能性がある
公開しているコンテンツが特定のテーマに基づいて多く公開されている場合、親和性が高い対策キーワードを盛り込んでサイト名を変更すると、SEO対策が出来るというメリットが考えられます。
こちらに関しては個人的に運営しているサイトで実証済みなので、少なからず効果はあると言えます。
例えばあなたが漫画考察系のブログを持っているなら、サイト名に「漫画考察●●」の様にサイト名を変更すると良い結果が期待できるでしょう。
ただし上でも触れたように、サイト名の変更が大きな順位変動の要因になるとは考えづらいので、あくまでも間接的なSEO対策として捉えておく方が良いです。
テーマとより親和性が高い対策キーワードを盛り込んでサイト名を変更するなら、好影響が期待できます。
認知されやすくなる可能性がある
こちらも上で触れましたが、分かり易いサイト名に変更する事で、指名検索の割合を増やすことが出来る可能性があります。
分かり辛いサイト名や長ったらしいサイト名より、覚えやすいサイト名の方が、検索窓で直接検索する事が出来るからです。
例えば一部のライトノベルのタイトルをそのまま打ち込むより、略称で検索する方が、ユーザーにとっても負担が軽減されますよね。
「僕は友達が少ない→はがない」
の様に、誰でも分かり易くキャッチーなサイト名に変更する事で、指名検索が増える事が予想されます。
また長く運営するほど指名検索での直接流入の割合も増えていくので、運営したての頃に気を使うと良いでしょう。
検索順位を下げないサイト名変更のポイント

最後に、検索順位を下げないためのサイト名変更のポイントを、いくつか記載しておきます。
注意するべき点としては、次の通りです。
・関連性がなく、分かりにくいサイト名にしない
・対策キーワードを組み込む
・サーチコンソールでクロールリクエストする
・サイトマップを再送信する
下記で解説しているので、こちらも参考程度にどうぞ。
関連性がなく、分かりにくいサイト名にしない
当たり前ですが、自身のブログやサイトで扱っているテーマとかけ離れたサイト名や、長ったらしく分かり辛いサイト名にしない事が重要です。
長ったらしく分かり辛いサイト名にすると指名検索される割合が低下するので、おすすめはしていません。
一時期マーケティングの一種として、ライトノベルやアダルトビデオなどで長いタイトル名やキャッチコピーが流行った時期がありました。
当時は長いタイトルやキャッチコピーが珍しかったので、他と違いを生み出すために優先的に採用されていました。
が、現在は長いタイトル名やサイト名を使って集客し辛くなっている傾向にあるので、分かり易く適切な長さのサイト名か、もしくはキャッチーなサイト名を付ける事をおすすめします。
対策キーワードを組み込む
サイト名に対策キーワードを入れるのも効果的です。
理由は上でも少し触れていますが、テーマと親和性が高い対策キーワードを盛り込むことで、検索順位にいい影響を与える可能性があるからです。
雑記ブログの場合は、公開しているページと共通点が高いキーワードを見つけ出し、それに関連した対策キーワードを絞り出してタイトルに組み込むなども効果的。
サイト名に組み込むかどうかは別として、特定のテーマに絞るのはSEO効果が高いので、なるべく共通したテーマに沿ってサイト運営をするのが良いです。
サーチコンソールでクロールリクエストする
サイト名を変更した後は、サーチコンソール上でトップページにクロールリクエストを送りましょう。
サイト名を変更してからGoogleの検索結果画面に反映されるまで、タイムラグがあります。
タイムラグは各々で差があり、数分後~数週間かかる場合も。
一刻も早く検索エンジンに反映させたい場合は、早くGoogleのボットから拾って貰えるようにクロールリクエストを送るのが効果的です。
サイトマップを再送信する

サイト名変更に伴って、サイト内のカテゴリーや構造の変更も行った場合、サーチコンソールでサイトマップの再送信も行いましょう。
サイトマップの再送信を行わないと、新たに公開したページの変更や登録に時間が掛かる場合があるので注意。
サイトマップ用のURLは、多くの方が導入しているJetPackプラグインの中に専用のURLが表示されているので、そちらをサーチコンソール上で再送信しましょう。
特にカテゴリーを統一した際や、パーマリンクの変更を行った場合、再送信は必須となります。
SNSでサイト名変更を告知する
SNSで専用アカウントの運用をしている場合、SNS上でサイト名変更の告知を行いましょう。
SNSでリーチしているユーザーは直接リンクをクリックして遷移してくるので、フォローしてくれている方にも念のため告知しておきましょう。
特に長い間運用しているアカウントなら尚更必要になるので、忘れがちですが怠らない様に気を付けたいところです。
サイト名を変更は手段の一つ。大事なのは中身なのに違いはない

サイト名の変更を行った場合、検索順位が下がるなどのマイナス要因に繋がる可能性もあるので注意したいところ。
ですが、サイト名の変更だけで大幅な順位下落が起きる事は考えづらく、公開しているページの質が原因となってることが多いです。
常にユーザー視点でコンテンツを作成し、神サイトだと思って貰えるような作り込みの方が重要となります。
定期的にページのリライトを行い、一定以上の品質を保てるように努力しましょう。